清澄白河OLD&NEW|O2(オーツー)大津さんが荒川食品深川支店の皮で教えて作る、雲呑・餃子・つけだれレッスン&ランチコース

3月31日、半世紀の歴史の幕を閉じる「荒川食品深川支店」さんの「わんたんの皮」「餃子の皮」を使って、地元の人気中国料理店「O2(オーツー)」の大津光太郎さんが料理教室を開きます。家ごはんの満足感が上がるレシピ&コツ&つけだれの作り方を学んだあとは、休日特別ランチコースをお楽しみください。お申込みはこちらから

ワンタン・餃子の皮ならここ。清澄白河の至宝「荒川食品深川支店」。

荒川食品深川支店外観

2022年3月31日、半世紀の営みに幕を閉じる、清澄白河の製麺所「荒川食品深川支店」。

店頭には玉うどんや中華麺などいろいろな麺が並びますが、店主の脇島中夫さんがつくる、ワンタンの皮と餃子の皮は唯一無二。

伸びがよく、軟らかくて大判で、餡をたっぷり包んでもへこたれない。素人でも失敗しない皮とはまさにこのような皮で、冷凍しても割れにくく、作り置きにもぴったり。

皮の厚みが若干まちまちなのところも味わい深く、清澄白河の住人だけでなく、皮はここ、という方もいらしたのではないでしょうか。

しかし、お店は3月31日までなのです。

清澄白河の街を楽しくするクラフト系中華「O2(オーツー)」。

この皮のすばらしさを、自分だけでなく、最後にみんなで分かち合いたいなあ。

そう思ったとき、「O2((オーツー)」の大津光太郎さんの顔が浮かびました。

大津さんは生まれも育ちも清澄白河。日本の中国料理界を牽引してきた脇屋シェフのもとで15年間活躍し、2018年、気張らず美味しい中国料理とお酒が楽しめる「O2」を地元で開業。

その技のたしかさは言うまでもなく、今や清澄白河を代表する店のオーナーシェフですが、聞けばプライベートでは「荒川食品深川支店」の皮をちょくちょく使っているのだとか。

そしてなにより、閉店について真っ先に連絡をくれたのが大津さん。ならば、彼にとっておきのワンタンと餃子の作り方、さらに気のきいたつけだれなども教われたら最高だな!と。(お店についてはこちらご一読を)。

いうなれば、今の清澄白河らしさを感じる「O2」が、昔から街の顔「荒川食品深川支店」の食材で創り出す、新旧の感性がMIXされた料理教室。そんな試みも、旧き街並みと新しい店が入り混ざる清澄白河らしいような気がしています。

清澄白河OLD&NEW。新旧の交錯で生まれる新しい美味。

当日の流れですが、会の前半はバースペースで料理教室を楽しみ、後半はレストランスペースでランチを予定しています。

料理教室タイムでは、みなさんにも少しだけ手を動かしていただく運び。ワンタン、餃子の餡や包み方はもちろん、簡単でちょっと気の利いたつけだれのレシピも教えてもらいます。

そして後半は、軽いコース仕立てのランチで口福至福に。「O2」は普段ランチ営業はしていないため、この日は特別営業となります。

おなかが満たされたあとは、清澄白河を散策しつつ、「荒川食品深川支店」にも立ち寄っていただければなにより(品切れはご容赦ください)。

ワンタンや餃子の皮が買えるのは3月末までですが、思い出とともに、覚えたコツを日々のごはんに役立てていただけたら嬉しいです。

開催概要|O2の大津さんが荒川食品深川支店の皮で教えて作る、雲呑・餃子・つけだれレッスン&ランチコース

開催日:2022年3月26日(土)12:00~14:00
料金:5,000円(税込)
レッスンとランチコースがセットになった料金です。ドリンクは当日ご注文ください。
人数:10名まで
O2(オーツー)のバースペースでレッスン、レストランスペースでランチコースをお楽しみいただきます。

持ちもの:筆記用具

当日の流れ

11:45 開場・お会計(各種キャッシュレス対応)
12:00 レッスン開始(ワンタン・餃子・つけだれづくりのコツ。みなさんにも少しだけ手を動かしていただく予定です)
12:50 ランチコース(前菜・スープ・その日作った点心・メイン・〆のお料理を予定しています)
14:00 お開き

※今回は食材のアレルギー対応は致し兼ねます。ご了承くださいませ。
※時間は2時間を予定しています。お食事の進み具合などによって、早めに終わることもあります。
※お食事中のドリンクはキャッシュオンで承ります。

お申込み方法

RESERVAのお申込みフォームから必要事項を記入してください。

※お申込み後、こちらからメール等でのご連絡を以って予約確定といたします。
※満席につきご予約できなかった場合、キャンセル待ちとして受付いたします。
※キャンセルは3月22日(火)まで無料、以降はキャンセルフィーを全額頂戴いたします。食材はすべてこの日のためにご用意することからご承知おきください。

サトタカ(佐藤貴子)

サトタカ(佐藤貴子)

食と旅を中心としたコンテンツ企画、編集、執筆、監修、コーディネートなどを手掛ける。10代でフランス菓子の再現にハマり、20代後半で中華食材の多様性にハマり、30代で中国郷土料理の沼にハマる。中華がわかるウェブマガジン『80C(ハオチー)』ディレクター。中華圏を胃袋目線で旅する『ROUNDTABLE』主宰(当サイト)。東洋医学を胃袋で学ぶ『古月漢満堂』企画など。